アオトのコゴト

ここは文字に臆病になった僕が通う診療所

1日24時間ありましたか?

なんとなく今週はとてつもなく時間の流れるスピードが速かった気がする。まあ、一日中家に居る僕には、もはや一週間とか何曜日とか、時間の概念は不要なのだけど。でも今日「わたしを離さないで 4話」が放送されると考えるとぎょっとする。あ、でも僕いつも録画で観てるから時間が縮んだように感じるんだろうな。まあ、いいやどっちでも。

 

今日は久しぶりに「シンシティ」を観た。ワンの方ね。もう大好きすぎて、何回も観てるんだけど、とにかくミッキー・ロークかっこよすぎるでしょ。あの「絶対死なないマン」。俺は夢の国の鼠さんより、はるかにこっちの「ミッキー」を支持するね。

 

「シンシティ」を観るといつも感じるんだけど、「所詮、映画も小説も娯楽なんだよな」ってこと。でもこの「所詮」っていうのは決してディスっている訳ではない。むしろ全くの逆で賞賛だ。この「所詮魂」を忘れて作品を作ってはいけない。説教臭いものよりも、ただただどっぷり浸かりたい違う世界を演出するのが映画や小説だと僕は思う。

だって世の中には映画も小説も愉しまない人ってたくさんいる。いや、想像している以上にたくさんいる。でもそれって別に変じゃない。だってどっちも別になくたって生きていけるし。そういう人たちにとって生活に、日常に不要なものをせかせか作ってるんですよ僕らは。無駄なことを全力でやるのってなんでこんなに楽んだろうね。はは。

 

「シンシティ」に話を戻すんだけど、ワンが良作すぎて続編を見る勇気がない。エヴァ・グリーンが出演しているだけで観る理由は十分なんだけど、「シンシティ」は、女優目当てで観る映画ではないのよね。だって、ハードボイルドだから。完全完璧な男たちの話だから。

それを信じているからこそ、「復讐の女神」ってサブタイが付いてると……どうしても気が引けてしまう。

 

むむむ、どうするべきか。どうしようかな。

とりあえず今度TSUTAYA行ったときに、商品棚と対峙してから考える。