アオトのコゴト

ここは文字に臆病になった僕が通う診療所

退職確定しました

今日は朝から病院へ。担当の医師から診断書を渡された。内容は「一ヶ月の休養安静を要す」。

 

そして、会社からは電話が。「1月24日を退職日として、1月25日に会社の近くの喫茶店に来て」とのことだった。会社に足を踏み入れるのは憚れるでしょ、と配慮してくださった。感謝しかない。

ただ、電話をしてくれた経理総務の人はいいんだけど、社長と会うのはまる1ヶ月ぶり。どんな顔して会えばいいんだろう。わからない。

 

順序が逆になったけど、先週病院に行ったとき、「このまま仕事に復帰してもまた同じ結果になるし、もとより今の状態じゃお勧めできへんわ」と唇の上に縫合痕のある医師は言った。その日に会社と連絡を取って、退職の意思を伝えた。

 

現状僕は傷病手当が出ていない。これは、まだ就職して1年に満たないから。有給も全部使ってしまったので、実質席は会社にあるものの現在無収入。その状態で、もう1ヶ月休んでも意味がない。それに、同じ会社に復帰する自分の姿をこの1ヶ月間、まったく思い描くことができなかった。

 

というわけで、退職。

「退職届の書き方」でググったらめちゃめちゃ出てきた。そんで、内容ってあんなにあっさりしてるのね。志望理由は履歴書パツパツに書くけど、退職届は、実質2行程度。

あっけないといえばあっけない。立つ鳥跡を濁さずとはまさにこのことね。

 

というわけで、2016年1月で本当の意味でニートになる。もう守られる肩書きはない。社会的弱者、ここに爆誕。なんて、奥さんがいる手前笑ってられない。

 

こんな、いつ暗黒面に堕ちてもおかしくない状況だけど、昨日いいことがあった。

それは、頼まれていた仕事が無事入稿できたこと。

 

知り合いで、自分で音楽レーベルを立ち上げてアーティスト活動をしている、ゴスペルヒップホッパーがいる。こんなこと書くとリア充感すごいけど、その方は3人の子供が居る、見た目オシャレイケメンでニューエラなんてかぶりそうにない人です。

その人には、僕が中学ぐらいのときから面倒を見てもらっているんだけど、昨年末に「来年頭にCD出すから、キャッチコピーとリード書いてくれへんかな」と相談されていた。「適応障害」と診断される3日前の話。

 

メンタル的にズタボロでなかなか進められなくて迷惑かけたけど、無事終わった。とりあえず、ほっ。

 

こういう仕事の仕方もあるだ、って勉強になった。お金いくら貰えるかわからないけどね。とにかく前へ一歩進んだ気がした。