アオトのコゴト

ここは文字に臆病になった僕が通う診療所

最近観た映画さくっとまとめとく

1日家にいると、どうしても映画を観る時間が増える。いや、小説書けよ。って鋭いツッコミには耳を塞ぎ、僕はいそいそとデッキにディスクを挿入する。

この1ヶ月で観た映画を自分の脳内整理のために並べてみる。できるだけ観た順番で。あ、オススメとかじゃないかんね。

 

「海街dialy」2015年:監督:是枝裕和

BGMでずっと流していても苦じゃない映画。どことなくジ◯リ臭がしたのは気のせい?

あと、広瀬すずの見方が変わった。右肩上がりで。

 

オール・ユー・ニード・イズ・キル」2014年:監督 ダグ・リーマン

賛否云々あるらしいけれど、僕はめちゃくちゃいい映画だと思う。トム・クルーズがいきなり非現実(戦場)にわけもわからず駆り出される感じとか、タイムリープのスピード感あふれる展開が良い。なりより戦闘がかっちょよかった。戦闘シーンに限っては「パシフィック・リム」なんかより全然良い。てかあの映画はなんであそこまでフューチャーされてたのか謎。まあ、それは置いておいて。でもね、最後の方のシーンは真っ暗だったんよね。撮影費が底を突いたのかしら。

 

「アルゴ」2012年:監督 ベン・アフレック

「事実は小説より奇なり」とはいうけれど、これが実話だということにまず驚く。もともと、奥さんにずっと勧められていた映画なのだけど、終盤はひとりで「早く、早くー!!」って机バンバン叩いてた。それぐらい興奮した。そして監督ベン・アフレックってあの「アルマゲドン」のか。連盟でジョージ・クルーニーの名前があったけど、出資かなにかしたのかな。

 

マジェスティック」2001年:監督 フランク・ダラボン

もう5回は観ている。ジム・キャリー主演。僕が知っている中で彼が「ヒャホー」とか「キャハ〜」とか「ウィーブルブル、バー!」とか全然言わない映画はこれだけ。とにかくラストの演説は映画史に残る名シーンではないだろうか。

 

サブウェイ123」2009年:監督 トニー・スコット

ごめんなさい。わかりませんでした。トニー・スコットは撮影中に駐禁でも切られたのかね。イライラMAX怒りのデスロードだったのかね。映画に出てくるお巡りが、とにかくどんくさい。それが笑えた。

 

機動警察パトレイバー 2 the movie」1993年:監督 押井守

もうこれも何回観たか。再視聴のきっかけは伊藤さんの本で度々出てきたから。後藤さんの「だから遅すぎたと言っているんだ!」は、何度観ても背筋が伸びる。あと、竹中直人演じる荒川の演技がすごく好きだったんだけど、観すぎて少し磨耗していた。ただ、それは観る側の集中力が足りないだけ。

 

「16ブロック」2006年:監督 リチャード・ドナー

これも奥さんオススメ。いや、面白かった。今月観た映画の中では一番テンポがよかった。エンディングは2パターンとも観たけど、やっぱり劇場公開版かな。

 

とまあ、7本観た。その中で唯一、「サブウェイ123」だけ、誰か有識者の方に楽しみ方を指南していただきたい。

 

さて、来月は何観よかしらね。そうだ、家にあるタルコフスキーの映画全部観ようか。待て待て、絶対寝るでしょあれ視覚的睡眠薬よ。

違いまっせ。そりゃ、「ストーカー」を20歳で観たってなんもわかんないっしょ。もっかい観たくないか。あのラストシーンのコップ落ちるとことかさあ。

 

っていやだから、小説書けよ。